2012/02/29

声が消えたらもう一度息をしようか。
私はそうやって波にさらわれるのです。
愚かな未来設計図。
私の痛み、飛んでいけ。
スイッチ押したらドカンだよ。

2012/02/20

やめてよ、そんなこと望んでいないから。

それでも僕は血反吐を吐きながら生きるのです。
塗り固められた鎧を剥ぐ。

2012/02/19

だって欲しいといったらあなたは幻滅するでしょう。
瓶の中に声を詰め込む。

2012/02/17

仄かな劣情と確かな恋情。
君の声を噛み締める。
靴と墓標と花束と。
神経が焼き切れるまで僕は恋焦がれるのです。
影の小ささを見て自分のちっぽけさを知る。

2012/02/12

寂れた看板とパステルカラーのパラソル。

2012/02/11

息をすれば排気ガスと君の香水の匂い。
ほら、肝心なところで目を閉じた。
棘だらけの心臓、案外痛くない。
一つだけ聞いてもいいかな。

2012/02/07

水面下の戯言遊戯。
一人だけの幸福論。
えぐれるほど深く、声を。
こめかみへの羅列線。